音楽書籍
万象堂発行の書籍ご紹介
ミシシッピは月まで狂っている
(新装電子版)
駒沢敏器 著
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著者:駒沢敏器
価格:1,815円(10%税込)(希望小売価格)
発行:2020年12月4日
EPUB、リフロー形式
ISBN4-978-4-902324-11-9 C0095
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ハワイ、アパラチア、アイルランド、
そしてミシシッピデルタへ。
ルーツミュージック紀行の名著が電子書籍で新装復刊。
ハワイ、アパラチア山脈、アイルランド、そしてミシシッピデルタを取材し、アメリカ音楽の源流に向き合ったドキュメントです。
アメリカ文化に造詣の深い著者が現地のミュージシャンとの対話を重ねた音楽の旅。
ハワイアンミュージックを起源から聴き込むコラム、アパラチアン・ミュージックの現地レポ、その源流であるアイルランド最果てのパブ取材を経て、ミシシッピのブルースが鳴るジュークジョイント。そしてゴスペルが息づく小さな教会へ。
歌うことが生きることと一体化した人々の話を丹念に聞くことで、人間の強さよりも弱さの中に鳴る音が、心に届く音楽だと著者は学びます。
音楽を虚飾から剥ぎ取り、厳しくも優しい視点でアメリカ音楽に向き合ったドキュメント。
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目次
アロハ・アイナ
Hawaiian Music
南の島のブルース
神々の住む島
スラック・キーの音
貧しい炭鉱夫の唄
Appalachian Music
アメリカの音が生まれた場所
アパラチアの谷に響いた音
マウンテン・ミュージックが、ラジオに乗ったとき
ケンタッキーの宗教音楽祭
酒と音楽しかない
Irish Music
夜は、ゆっくりとアルコールの中へ沈んでいった
隣りのおじさんは二ポンドを持ってアメリカに行った
おばさんのアイリッシュ・コーヒーは、泣きたいほど美味しかった
田舎のパブ夜物語
ミシシッピは月まで狂っている
Blues and Gospel
本当のブルースの生の音を初めて聞いた
ブルースは一三六〇kHzにのって
ディープ・サウスのカジノと教会
サンキュー・ジーザス
頭の中に、ゴスペルが生まれた頃の南部の農場地帯の風景が浮かんだ
まぼろしの横笛
地獄に落ちる
ジョージア・ムーン
旅の終わりにCのブルース
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写真:スティーヴ・ガードナー(Steve Gardner)
著者プロフィール
駒沢敏器(こまざわ・としき)
一九六一年東京生まれ。雑誌『SWITCH』で編集者・取材記者を務めた後、フリーランスに。主にアメリカ文化を中心に取材を続けながら、小説、翻訳でも活動。著書に『街を離れて森の中へ』(新潮社)、『夜はもう明けている』(角川書店)、『語るに足る、ささやかな人生 〜アメリカの小さな町で』(NHK出版)、『アメリカのパイを買って帰ろう―沖縄 58号線の向こうへ』(日本経済新聞出版)など。訳書に『空から光が降りてくる』(ジェイ・マキナニー著、講談社)、『ABCDJ―とびきりの友情について語ろう』(ボブ・グリーン著、NHK出版)、『魔空の森 ヘックスウッド』( ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著、小学館)などがある。2012年逝去。
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この作品は、雑誌『NAVI』(二玄社)1994年2月〜95年9月号で連載され、その後、1996年6月に講談社より単行本として刊行されました。電子書籍化に際しては、1996年6月12日発行の第一刷を底本とし、仕様上の都合により適宜編集を加えました。
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